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カバーが好きで買った本 [本]

午後に中学校の個人懇談があったので今日は午前中だけ仕事に行った。懇談の時間よりちょっと早めに帰宅したら娘が書店に行きたいというので一緒に出かける。去年の夏に見つけてカバーデザインが気に入ったので欲しいなと思っていたものが今年の夏も書店に並んでいたので大人買い(角川書店と手ぬぐい屋さんのかまわぬとのコラボ企画らしい)。久しぶりに銀さんの詩集も買った。パラパラとめくったら好きな感じだったので。うちに帰って息子にどどどーんと本を見せ、大人っていいでしょ〜、と自慢する。「え〜、今月の時刻表も買ってきてほしかった。」と言われた。
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太宰治と坂口安吾のは買わなかった。三島由紀夫の不道徳教育講座というのは読んだことがないので楽しみ。うちにある古い文庫本は捨てることにしよう。
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子供達は夏休みにクーラーが効いた和室でゴロゴロと本を読んで過ごしていればいいだなんて、うらやましい。子供を産む前、クーラーをガンガン効かせた部屋でソファに寝転がって気ままに本を読んでいた頃が懐かしい。
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書店で娘が読書ノートを見つけて、欲しいというので買ってあげる。
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中身はこんな感じ。楽しそう。
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すみっコぐらしの読書ノート (ちゃおノベルズ)

すみっコぐらしの読書ノート (ちゃおノベルズ)

  • 作者: サンエックス
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 単行本



今日買った本で一番好きなのは「春琴抄」。小学6年生の頃から私の愛読書。

春琴抄 (角川文庫)

春琴抄 (角川文庫)

  • 作者: 谷崎 潤一郎
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
  • 発売日: 2016/06/18
  • メディア: 文庫


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最近読んだ本 [本]

最近読んだ本は「お金持ちの教科書」。お金持ちになる方法ではなくて、お金持ちの傾向とか、お金持ちの種類なんかが書かれていた。あまり心に響く内容ではなかったけれど、ひとつだけ印象的だったのは、移動手段でタクシーを利用するあるお金持ちの話で、なぜタクシーかというと電車で移動となると風邪をうつされたり痴漢に間違われたりするリスクがあるから、というもの。なるほど。

先月、子ども達は子供向けに訳された「ABC殺人事件」と「オリエント急行殺人事件」を読んでいて、子ども達との会話がアガサ・クリスティモードだったので、職場で「あがたさん」という人の話になったときに、私はずっと「Agathaさん」という外国の人だと思っていたら日本人だったのでびっくりした。まぁどうでもいいことだけど。これまたどうでもいいことだけど、「オリエント急行殺人事件」を読んだ我が子たちにはいつか水野晴郎の「シベリア超特急」を見てもらいたい。

ごろっとしながら読書(その1)。
お姫様

ごろっとしながら読書(その2)。
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トイレの話はスチュアート・ヘンリーの「トイレと文化考」がお勧め。

「トイレと文化」考―はばかりながら (文春文庫)「トイレと文化」考―はばかりながら (文春文庫)
(1993/06)
スチュアート ヘンリ

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最近読んだ本 [本]

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2週間前、娘が私に市立図書館で予約している「永遠の0」の順番が今何番目か聞いてきた。私が予約を入れたのは去年の8月で、その時で待ち人数が130人くらいだったと思う。1人2週間借りているとして、一体何年後?と思いつつも待ち順に入った。「うーん、今はたぶんもう80番目ぐらになったと思うよ。」と適当に答えたら、娘がランドセルから「永遠の0」を取り出して私に差し出した。小学校の図書館でみつけて、私が長い待ち順に並んでいたことを思いだし借りてきてくれたのだった。ありがとう!!!当人の私が忘れていたことを覚えていてくれて。だけど読む時間が作れず、娘が借りられる1週間はあっという間に過ぎ去ろうとしていた。これでは娘の厚意を無駄にしてしまうと心を痛めていたら、どうやら息子が読み始めたようだった。「戦国武将ビジュアル事典」と「永遠の0」が重なってテーブルの上に置いてあった。息子はあっという間に読んでしまったが、結局私は読めずに返却日を迎えた。一度だけなら貸し出し延長できるからと、娘はもう一週間延長して借りてきてくれた。今週こそ読まねば!と思っていたが、気がつくと2度目の返却日の前日。娘が「明日の昼休みにお兄ちゃんと待ち合わせして、今度はお兄ちゃんが借りればいいから」と作戦を練ってくれていたけれど、子どもを利用してダラダラと本を借りるわけにはいかないので、意を決して読み始めた。グググっと集中して。読み終わると日付が変わっていて午前1時半だった。夜の11時くらいに読んでいたときはちょっとウトウトしかかったが、終盤目が覚めた。

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私が本を読んでいる間、娘は「月の満ちかけ絵本」を読んで昼寝をしていた。昼寝から目覚めると「今日は上半身の月だよ。」と私に教えてくれた。上半身の月って・・・上弦の月の間違えなんだけど、ということは下弦の月は下半身の月か。


月の満ちかけ絵本月の満ちかけ絵本
(2012/09/13)
大枝 史郎

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最近子ども達と読んだエドワード・ゴーリーの本2冊。子ども達は特に「不幸な子ども」を気に入って何度も読んでいた。どうしようもなく不幸な話なんだけど、ハッピーな話よりも惹かれるのはどうしてなんだろうね。そして絵本だからか、なんだか笑える。エドワード・ゴーリーの絵も魅力的。


不幸な子供不幸な子供
(2001/09)
エドワード ゴーリー

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「悪いことをして罰があたった子どもたちの話」は小さな話がいくつか詰まった絵本。子ども達が交互に読んで大爆笑していた。子どもには怖い話かもしれないと思ったんだけどなぁ。どちらの本も柴田元幸さんの訳が素晴らしいと思う。

悪いことをして罰があたった子どもたちの話悪いことをして罰があたった子どもたちの話
(2010/12/14)
エドワード・ゴーリー、ヒレア・ベロック 他

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子ども達と一緒に死について考えよう、と思い「ぼんさいじいさま」も一緒に読んだ。穏やかで優しい感じ。

ぼんさいじいさまぼんさいじいさま
(2004/05)
木葉井 悦子

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毎年暑くなってきたら、クーラー代節約のために和室で子ども達と一緒に寝るようにしている。寝る前にゴロンとして一緒に絵本読んだり、暗闇の中でしりとりしたり、私は誰でしょうゲームしたりするのは楽しいんだけど、つい盛り上がってしまい子ども達が寝付けなくなり、私が先に寝てしまうことがほとんど。今日こそ子ども達を先に寝かせてあれしよう、これしようと思っていることが出来ないのがこの季節の悩み。
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ブログ本 [本]

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久しぶりにブログを製本した。2010年から2013年まで。それに伴いブログサービスの会社も替えてみた。前回ブログを製本したのは2006年から2009年までのだったので、これでざっと8年間の私の日記が本にまとめられたということになる。総額約10万円。ざっと中を確認してさっさと物置にしまう。いつか物置から『よしこん日記』を取り出して読む人は子ども達と老後の私だけだろうけど、10万円は未来(私の老後の楽しみ)への投資だと思うと惜しくない、はず。と、自分に言い聞かせる。毎日おもしろいと思う発見がいくつもあるのにそれを書き留める時間を作れないのが残念。就寝前の10分はブログの時間としておくと良いのだろうけど、そうしたいと思っているけど、ここ最近は毎晩気がついたらお風呂も入らずソファで寝ている日々なのよ。
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日本語を客観的にとらえる [本]

こどもの日はちまきと金沢のお土産と日本酒を持ってスウェーデン人の友達の家に夕飯を食べに行った。お酒を飲むのは友達夫婦と大ちゃんのみ。私は車を運転するし、そもそも去年の6月から急にアルコールを受け付けない体質になってしまったので(少しでもアルコールが入ると立ちくらみがして立てなくなる)飲まない。で、この酒飲み3人衆だが、コップに水のごとく日本酒を注ぎ、水のごとく飲んでいた。それが終わったらアブソルートウォカにレモン汁を入れて作ったものをガブガブと。確かに良い匂いだったのでこれは私も飲みたくなったけど、それにしても3人のお酒のペースが速くてびっくり。そしておじさん2人(友達と大ちゃん)は途中で完全な中年の酔っぱらいになり、顔を真っ赤にして肩を組んだりして楽しそうだった。楽しそうだったけど、途中で大ちゃんはトイレで一回吐いたらしい。大ちゃんは翌朝昼過ぎまで寝ていて、起きたときに私に昨夜の様子を聞いてきた。トイレで吐いたことは覚えているけど途中で記憶がない、どうやって帰ってきたんだろうか(私の車ですけど・・・)、あんなに飲んだのに起きたときに体に全くお酒が残っていないと。記憶もお酒も残らず、大ちゃんにとって昨日の夜は一体何だったんだろう。「無」か。楽しそうにしていたよ、とその時の様子を伝えたら「楽しかったなら良かった」と言っていた。

その時の夕飯で食べ物の食感をどう表現するかという話をしていて、試しにみんなで何かを一口食べて一言で表現しようということになった。食べたものはスウェーデン料理の鮭の塩漬け。日本語で言ってみてと言われたので日本語で答える。大ちゃんの答えは「ねちょねちょ」。私の答えは「ねっとり」。うーんどれも美味しそうな答えじゃないなあ。しかもそれをスウェーデン語や英語に変換するとどちらも同じ単語だし。日本語ってオノマトペを使って細かいニュアンスを表現できるね、なんて話をしつつ、この口の中にまったり広がるような鮭の食感を美味しく伝えるにはどんな日本語がふさわしいのかとずっと考えていた。

ちょうどこのゴールデンウィークはアーサー・ビナードの本を読んでいて、日本語のおもしろさを客観的に感じていたところだった。詩の本の方は、日本の詩の隣のページに英訳が載せられている。英語の勉強にもなるし、訳したときに感じたことが書かれている1ページコラムがおもしろい。日本人の私達には当たり前だと思っていることが客観的に指摘されている。エッセイの方も日本語を客観的にみた視点からのおもしろ話。私が英語の先生か国語の先生だったら、この本を生徒にお勧めするな。詩のほうは息子がおもしろがって私より先に全部読んでいた。もちろん日本語でだけど、大きな声で音読。それを聞いていたら私が大好きな高田敏子の「水のこころ」が入っていた。

日本の名詩、英語でおどる日本の名詩、英語でおどる
(2007/12/22)
アーサー・ビナード

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アーサーの言の葉食堂アーサーの言の葉食堂
(2013/08/01)
アーサー・ビナード

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